PRP治療のリスクとは?
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PRPはリスクが少ない治療
【理由1】厚生労働省の届け出を出している
再生医療等の提供または再生医療等で使用する特定細胞加工物の製造を行なう場合は、事前に厚生労働省への届け出が必要となっています。つまり、PRP療法を行うクリニックは、厚生労働省の認可を得たクリニックのみです。手続きをせず再生医療を提供した場合は法律違反となり罰則が適用されるため、PRP治療を含めた現在の再生医療は安全性が守られている環境下にあると考えて良いでしょう。
【理由2】自分の血から血小板をつくる
PRP(多血小板血漿)治療とは、自分自身の血液中にある血小板の機能を利用した再生療法。血小板の成長因子による修復機能が組織の再生を促進、しわやたるみといった悩みを解消していくものです。注入するPRP(多血小板血漿)は自身の血液から作られるため、副作用・感染症・アレルギーといったリスクはほとんどありません。
とはいえ、起こりうるこんなリスク
しこりが残る
PRP治療は注入した部位の細胞を活性化させ、組織の再生やコラーゲンの生成を促す治療法です。自然なボリュームアップで若々しい印象を取り戻せるのがメリットですが、濃度の調整や注入する量を誤ると組織の再生速度が予測を上回ってしまい、注入部位にしこりができたり過度にふくらんでしまうというリスクがあります。この場合、数ヶ月ほどで元に戻ることもありますが、しこりとして残ってしまうケースもあるため注意が必要です。
ごくまれに感染症のリスクがある
採取した血液からPRP(多血小板血漿)を抽出する際に雑菌などが混入し、感染症にかかるというリスクが考えられます。しかし、このリスクについては薬事法認可の閉鎖式分離用キットなどを使用すれば回避できるため、ほぼ心配はないと言えるでしょう。
こんなクリニックなら安心
PRP治療におけるリスクを避けるためには、PRPを注入する部位・量・深さ・比率などの調整をしっかりと行うことが大事。PRP治療の経験や見識が浅く、患者に合わせてこういった微調整ができないクリニックに依頼してしまうと、しこりが残るといったトラブルに見舞われることがあります。
トラブルなしで理想的な結果を得るためには、皮膚について知り尽くした日本皮膚科学会皮膚科専門医が治療を行っており、さらにPRP治療のリスクヘッジをしているクリニックを選ぶとよいでしょう。PRP治療のリスクヘッジとは、しこりが残らないよう術後にマッサージをして患部をならすといったケアのことです。また、こちらの質問に対して親身に答えてくれる、そんなクリニックやドクターを選ぶとよいでしょう。
引き出す名医がいる
名古屋のPRP治療院3選
SSクリニック | うえだ皮膚科内科 | 名古屋エースクリニック | |
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医師の情報 |
【柴田 真一院長】 ・日本皮膚科学会皮膚科専門医 ・日本皮膚外科学会評議員 ・アンチエイジング外科美容再生研究会 認定医 |
【上田 素子院長】 ・日本皮膚科学会皮膚科専門医 ・抗加齢医学会専門医 |
【浅井 裕子医師】 ・日本皮膚科学会皮膚科専門医 |
しわへの 対応と効果
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痛みへの 対策
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自然な 仕上がり
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※【選定基準】PRP治療の届け出を厚生労働省に提出しているクリニック26院のなかで、日本皮膚科学会皮膚科専門医が在籍しているクリニック(2020年10月時点)。表の3つのポイントのいずれかを公式HPで言及しているクリニックに絞っています。
※【名医の定義】日本皮膚科学会皮膚科専門医の資格を保有しているドクターを、当サイトでは名医と定義づけています。サイトにおける名医表記はあくまで上記の定義に該当した医院・医師に対するサイト上での呼称であり、医師の実力を優位づけするものではありません。