PRP注射とボトックス注射の違い

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目 次

PRP注射とは

PRPとは、「Platelet-Rich Plasma(多血小板血漿)」の略です。自分自身の血液中の血小板が放出する成長因子の力を利用し、皮膚の若返り効果を期待する治療法を「PRP治療」と呼んでいます。

血小には、血管が傷ついた際に集合して傷口を塞いで止血を行う、という働きがありますが、その中には組織の再生を行うためのさまざまな成長因子が含まれています。施術を行う際には自身の血液から取り出したPRPを気になる部分に注射することによってコラーゲンやヒアルロン酸を増やし、肌の若返りを目指していきます。また、細胞の活性化も期待できるとされているため、薄毛の治療にも用いられることがあるようです。

PRP注射を行う際には、自分の血液から血小板を抽出して濃縮して使用します。

ボトックス注射とは

ボトックス注射は、ボツリヌス菌が作る「ボツリヌストキシン」と呼ばれるたんぱく質を筋肉に注入し、その部分の筋肉を弛緩させる治療法です。美容目的以外でも使用されており、脳梗塞後に見られる手足のつっぱりを緩和する目的などで使用されることもあります。また、美容目的で使用される際には、筋肉の緊張を和らげることによってしわのない肌を目指していきます。

効果・対象部位の違い

PRP注射

PRP注射を行った場合に期待される効果としては、「肌を若返らせる」「目の下のくまを改善する」「薄毛を改善する」といったものがあります。対象となる部位は小じわや眉間のしわ、たるみ、マリオネットライン、くまなどさまざまな所に使用されており、30代後半から多く見られる肌悩みの改善を目的として使用されています。

ボトックス注射

ボトックス注射を行った場合に期待される効果としては、「小じわの改善」や「エラを小さくする」「発汗を抑える」といったものがあるとされています。対象となる部位は額や眉間、目尻、口元、あご、エラなど。発汗を抑えるために脇に注射するケースもあります。

ボトックス注射は、体が持つ力を利用するものであることから浅めのしわ改善に向いている治療法であるといわれています。そのため、マリオネットラインやほうれい線など深いしわにはあまり向いていないとされています。

持続時間の違い

PRP注射

PRP注射の持続時間はおよそ半年から1年程度とされています。目立つしわにはすぐに効果が現れることもあるとされていますが、およそ3〜4週間経った頃に肌に馴染むとされています。人によっては効果が現れるまでに時間がかかることもありますが、あまり変化を感じられない場合などにはヒアルロン酸などを補助的に使用することも可能です。

ボトックス注射

ボトックス注射の効果はおよそ半年とされています。ただし、注射によって筋肉を弛緩させている状態になっているため筋肉の機能が戻ってくるとだんだんと効果が薄れてきます。そのため、理想的な状態を持続させたいと考える場合には、定期的に施術を受けることが必要となってくる点もボトックス注射の特徴です。

ただし、繰り返し施術を行っていくうちに、ボツリヌストキシンへの抗体ができてしまうことで効果が出にくくなる可能性もあるため、施術のタイミングなどについてはクリニックで相談すると良いでしょう。持続時間から考えても、年2回程度の施術を行うのがボトックス注射の理想的なスパンであるといわれています。

副作用の違い

PRP注射

PRP注射を行った時の副作用に関してですが、アレルギーなどはほぼ心配ないといっても良いでしょう。これは、自分の血液から血小板を取り出して濃縮するため。また、施術時には麻酔クリームを使用して注射を行うケースが多いため、痛みに関してもあまり心配する必要はないと言えますが、もし注射時の痛みが心配な場合はあらかじめ医師に相談しておくことがおすすめです。

また、施術後はむくみや内出血が見られる場合もありますが、数日程度でおさまるとされていますので、施術後は注射をした部位をこすったりしないように注意してください。

ボトックス注射

ボトックス注射の場合は、皮膚や筋肉層への注射を行います、そのため、注射を行った部分に痛みや腫れを感じたり、内出血ができる可能性はあります。また、少量とはいえ毒素を体に入れることになりますので、発疹などが見られることもあるようです。時間の経過により症状が治まることが多いとされていますが、症状が強い場合にはクリニックを受診して医師の診察を受けましょう。

さらに、注射によって筋肉を弛緩させるため、効果が出過ぎてしまった場合には筋肉が下がることで注射した部位が下がってしまう可能性もあります。このような症状が出てしまった場合にも時間が経つにつれて改善はされるものの、不安がある場合には医師とよく相談して治療を受けることをおすすめします。

値段の違い

PRP注射

PRP注射の施術を行う場合、顔全体の施術は15〜20万円程度が相場とされています。ただし、料金についてはクリニックによって差がありますので、気になるクリニックを比較しながら検討することが必要となってくるでしょう。また、費用の安さのみを考えるのではなく、医師の経験や知識も考慮に入れながらクリニック選びをしたいところです。

ボトックス注射

どの部位に注射をするかによっても変わってきますが、ボトックス注射は1部位あたり3〜5万円程度が相場となっているようです。

また、ボトックスはさまざまな種類があり、どれを使用するかによっても価格が変動します。例えば、アメリカのFDAから認定を受けているアラガン社製のものを使用している場合には価格が高くなることが多くなります。ただ、あまりにも安いボトックスの場合は期待できる効果も疑問であるともいえますので、施術を受けるクリニックでどのようなボトックスを使用しているかを確認する必要があります。

SELECTION
美しさ・上品さを
引き出す名医がいる
名古屋のPRP治療院3選
スクロールできます
SSクリニック うえだ皮膚科内科 名古屋エースクリニック
医師の情報 【柴田 真一院長】
・日本皮膚科学会皮膚科専門医
・日本皮膚外科学会評議員
・アンチエイジング外科美容再生研究会 認定医
【上田 素子院長】
・日本皮膚科学会皮膚科専門医
・抗加齢医学会専門医
【浅井 裕子医師】
・日本皮膚科学会皮膚科専門医
しわへの
対応と効果
細かいしわへの対応と効果
「W-PRP」で叶う
従来のPRPよりも血小板の濃縮率を7~10倍に高め、浅いしわだけでなく目や口まわりのちりめんじわも治療が可能になったのが、W-PRPです。W-PRPの有効性は学会でも発表されており、アメリカのFDA(米国食品医薬品局)とヨーロッパ医療のCEマークも取得した血小板精製キットもあり、安全性にも配慮されています。
※参照元:SSクリニック公式HP(http://www.hifu-ss.com/column/contents/20191202120725413.pdf)
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痛みへの
対策
痛みを最小限にする対策
「神経ブロック注射」で叶う
PRP治療に際して麻酔クリームを採用しているクリニックは少なくありませんが、それだけでは痛みを抑えきれないのが実情です。痛みに敏感な方は、神経ブロック注射に注目してみましょう。筋肉や組織の緊張をゆるめ、痛みの原因物質を洗い流してくれるので、ほぼ無痛の状態で受けることができます。
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自然な
仕上がり
美しく自然な仕上がり
「術後のケア」で叶う
しわ治療で求めるのは、美しく自然な仕上がりでしょう。施術を行なう医師の腕前はもちろん大事ですが、美しさと自然さを求めるなら、注入後に肌のマッサージ等のケアを採用していることも欠かせません。しこりになるリスクを徹底的に排除する姿勢がうかがえます。
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※【選定基準】PRP治療の届け出を厚生労働省に提出しているクリニック26院のなかで、日本皮膚科学会皮膚科専門医が在籍しているクリニック(2020年10月時点)。表の3つのポイントのいずれかを公式HPで言及しているクリニックに絞っています。
※【名医の定義】日本皮膚科学会皮膚科専門医の資格を保有しているドクターを、当サイトでは名医と定義づけています。サイトにおける名医表記はあくまで上記の定義に該当した医院・医師に対するサイト上での呼称であり、医師の実力を優位づけするものではありません。