PRP治療院の選び方
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失敗しない美容皮膚科の選び方
しわやたるみといった悩みを解消し、理想の美しさや外見を手にするための美容治療。近年では技術の進歩によって手軽に受けられるイメージが強くなってきましたが、皮膚や骨といった組織に手を加える治療であるため、受診するクリニック・医師選びは慎重でありたいものです。
どういったクリニックを選べば、質の高い治療が受けられるのでしょうか。選び方のポイントを解説します。
日本皮膚科学会皮膚科専門医が在籍しているか
日本皮膚科学会皮膚科専門医とは、その名のとおり日本皮膚科学会の正会員であり専門医として認定されたドクターです。指定病院にて皮膚科専門研修を5年間行ない、日本皮膚科学会規定の皮膚科専門医試験に合格することで専門医の資格を得ることができます。
この日本皮膚科学会皮膚科専門医の資格は5年ごとに更新しなければならず、更新には論文発表や学会での実績といった所定の条件をクリアしなければなりません。つまり、日本皮膚科学会皮膚科専門医の資格を持っているドクターは皮膚に関する深い知識を持ち、技術を研鑽し続けている医師であると言えるのです。
ちなみに国内で皮膚科を開業している医師のなかで、名古屋には141人の日本皮膚科学会皮膚科専門医がいます(2020年9月30日時点)。
参照元:日本皮膚科学会(https://www.dermatol.or.jp/modules/spMap/areas/index/pref/23)
皮膚外科を専門、あるいは得意としているか
皮膚外科とは、皮膚科学の知識全般が必要となる手術治療学のこと。一般的に内科的な治療を行うイメージが強い皮膚科ですが、近年の皮膚科疾患における技術の進歩はめざましく、皮膚科医みずからが外科的治療を行うケースが増えてきました。皮膚外科とは、そういった背景の中で生まれた比較的あたらしい学問なのです。
PRP治療はいわゆる注入療法ですが、希望する結果を得るためには注入を行う位置・深さ・注入量・配合比率を1人1人の患者ごとに変える必要があります。適切な位置や深さに注入できないと期待するような効果が得られないだけでなく、「しこり」や「ふくらみ」といったトラブルにつながることも……。
そのため、PRP治療を受けるのであれば皮膚のスペシャリストである皮膚外科を専門とする医師、もしくは治療を得意としている医師に依頼する必要があるのです。
リスクヘッジをしているか
自分自身の血液を使って行なうPRP治療は、副作用などのリスクが比較的少ない治療法と言われています。しかし、リスクがゼロではないため、それに対する対策が必要となります。
PRP治療で起こりやすい代表的なトラブルは、注入部位の「過度なふくらみ」「しこり」。PRP(多血小板血漿)を注入して皮膚の再生を促すPRP治療は、濃度の調整を誤ると組織の再生速度が予想を上回ってしまい、皮膚のふくらみやしこりとなってしまうケースがあります。
こういったトラブルを避けるためにも、注入後にほどよくマッサージをして患部をならすなど、リスクヘッジについてしっかり明記しているクリニックを選ぶようにしましょう。
引き出す名医がいる
名古屋のPRP治療院3選
SSクリニック | うえだ皮膚科内科 | 名古屋エースクリニック | |
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医師の情報 |
【柴田 真一院長】 ・日本皮膚科学会皮膚科専門医 ・日本皮膚外科学会評議員 ・アンチエイジング外科美容再生研究会 認定医 |
【上田 素子院長】 ・日本皮膚科学会皮膚科専門医 ・抗加齢医学会専門医 |
【浅井 裕子医師】 ・日本皮膚科学会皮膚科専門医 |
しわへの 対応と効果
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痛みへの 対策
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自然な 仕上がり
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※【選定基準】PRP治療の届け出を厚生労働省に提出しているクリニック26院のなかで、日本皮膚科学会皮膚科専門医が在籍しているクリニック(2020年10月時点)。表の3つのポイントのいずれかを公式HPで言及しているクリニックに絞っています。
※【名医の定義】日本皮膚科学会皮膚科専門医の資格を保有しているドクターを、当サイトでは名医と定義づけています。サイトにおける名医表記はあくまで上記の定義に該当した医院・医師に対するサイト上での呼称であり、医師の実力を優位づけするものではありません。